寒くなるとやってくる指先や手の甲の荒れ。
カサカサから始まり、かぶれやあかぎれなど痛くてしょうがないですよね。
そんな手荒れの問題を一から知って、この冬はキレイな手で過ごすための
知識をまとめました。
なぜ手が荒れるのか？
手は皮脂線の分布が少ないので乾燥しやすい部分です。
さらに寒くなってくると皮膚の新陳代謝が低下し、
汗をかかない、新しい皮膚ができないなどで肌の状態が悪くなっていきます。
そこに刺激が与えられることで手が荒れていきます。
手を酷使する職業の人が荒れやすいのもこのためです。
手荒れの主な原因
1、 洗剤などの化学性物質
台所用洗剤やシャンプーなどに含まれる化学物質が肌を刺激し、荒れる原因になります。
2、 洗いすぎ
何度も手を洗っていると皮脂が消え、肌に直接ダメージを与えることになります。
さらに肌が頻繁に擦れ、皮膚が薄くなり、ドンドン荒れていきます。
3、 アトピーなどのアレルギー
肌が弱かったり、特別な物質に反応するアレルギーで手が荒れます。
外からのダメージを受けやすい体質なのでケアが大変なのが特徴です。
4、 手先の血液循環が悪い
血液が指先まで行き届いていないため、代謝や治癒機能などが
うまく働かないことで手荒れが悪化していきます。
5、 ビタミン不足
肌の調子を整えるビタミンB群やC、コラーゲンなどが不足することで手荒れがひどくなります。
手荒れの治療法
基本は「薬物療法」と「生活改善」で治します。
薬物療法
ワセリンや軟膏といった保湿剤で治します。
ワセリンは主に炎症箇所を保護する効果があります。
軟膏は種類によって、炎症を沈める、肌に潤いを与える、
バリア機能を向上させるといった効果があります。
生活改善
保湿状態を守る、洗剤に触れない、ビタミンを摂取するといった、
手荒れの原因となる行為を控えることで治していく方法です。
つまりは肌にいいことをするということです。
おすすめのハンドクリーム
アベンヌ 薬用ハンドクリーム 76g
手荒れを防ぎ、保湿効果が高く、刺激が少ないと評判の薬用ハンドクリーム。
肌が弱い人にも使いやすく、ベタつかないので日常生活でも支障がありません。
シコリーブ 薬用スキンクリーム 180g
カサつきや痒みを防ぎ、しっとりとした使い心地。
寝る前に塗っても朝まで続く保湿力は、荒れた肌を潤いで癒していきます。
全身にも使えるので重宝します。
手荒れ対策
保湿
乾燥を防ぐことで肌を守り、ダメージを軽減します。
ハンドクリームなどの保湿剤や化粧水などで潤いを保ちましょう。
洗剤に触れない
水仕事をするときはゴム手袋をつけて洗剤などの刺激から手を守りましょう。
肌に優しい無添加の固形石鹸やシャンプーにして刺激を減らすことも大事です。
食生活を変える
肌の健康に必要なビタミン類のほかに、DHAやEPAなどの
アレルギーに強いものを摂取しましょう。
おすすめはくるみです。
脂質やビタミンを豊富に含んでいるので手荒れに良く効きますよ。
ハンドマッサージ
手先の血行をよくすることも手荒れ対策になります。
治癒力や新陳代謝が上がれば自然と手荒れが良くなりますよ。
いかがでしたか？
手荒れは症状がでる前のケアが大事です。
原因を防ぎ、毎日ケアしてあげればこの冬は手荒れに悩まずに済みますよ。
