今人気のもち米の種類は?品種別の特徴や価格相場も調査!

もち米2

今年の冬は美味しいお餅を自分で作って食べたい!と思っているあなたに、

今人気の美味しい「もち米」をご紹介します!

Sponsored Link


人気のもち米は?

もち米3

やはり、なんといっても値段が手頃で、そこそこ評判が良いもち米の人気が高いです。

 

新潟県産の交配種こがねもちは常に人気が高く、ランキング上位のもち米です。

また、ヒメノモチというもち米は千葉県産でも価格.comでもランキング上位になるもち米です。

ヒヨクモチの品種も多く出てきます。

 

ちなみに、もち米生産量一位の都道府県は北海道で、

その他の地域として青森県産、新潟県、山形県産、長野県産等が多いようです。

千葉県、三重県、広島県、佐賀県、熊本県なども

美味しいもち米が生産されています。

 

もち米の種類

もち米4

ヒメノモチは、大系227とこがねもちを交配し、昭和47年に奨励品種になりました。

岩手県を始めとして最も多くの県で作付されているそうです。

ふ先の色が皆違うようで、この品種は黃白色をしています。

 

こがねもちは、信農3号と農林17号を交配し、昭和33年に奨励品種となりました。

作付けは新潟が多く、次に宮城県でみやこがねもちとして売り出されています。

現在は5県で作付していて、ふ先は褐色です。

 

ヒヨクモチは、ホウヨクと祝糯が交配され、昭和46年に奨励品種となりました。

九州のみの作付けで晩生種であり、中でも佐賀県が70%を占めています。

ふ先は褐色です。

 

はくちょうもちは、北海道でたんねもちとおんねもちが交配され、

平成元年に奨励品種にされました。

作付けは北海道のみで、ゆきひかりより早く、早生の晩生種です。

ふ先は黃白色です。

 

他にもヒデコモチ、マンゲツモチという品種もあり、

更には朝紫という黒米のもち米、つくし赤もちという赤米のもち米も有ります。

 

もち米の特徴

もち米5

餅米はでんぷん質で構成されていますが、うるち米がアミロペクチン80~85%、

アミロース15~20%のでんぷん質で出来ているのに対して、

アミロペクチン100%で出来ています。

 

アミロペクチンは粘り気のある成分で、高アミロース、低アミロペクチンのうるち米としては、

インディカ米やタイ米などがそれに当たり、パラパラなのはその為です。

 

もち米もうるち米もイネ科の植物ですが、うるち米が優性遺伝に対して

もち米は突然変異の劣勢遺伝であり、うるち米ともち米を隣同士の田に植えて

花の開花時期を同じに合わせたりして交配させようとした場合、

もち米の花にうるちの花粉がつけばうるちになってしまいますが、

逆のうるち米の花にもち米の花粉がついてももち米にはならずうるちのままだそうです。

 

もち米の価格相場は?

 

1kgならば1,000円以下、5kgは2,000円前後、10kgは4,000円程で買えます。

30kgならばかなり割安になり、10,000円前後で購入することができます。

(家庭で30kgのもち米が必要になるかは別ですが、お得ですねw)


Sponsored Link