北風が吹いて寒くなる冬の季節、皆さんは移動手段になにを使っていますか？

車や公共機関を使う方は車内なので暖かいですが、

バイクや自転車を使っている方はとにかく寒い思いをしていることと思います。

できれば、暖かく快適な状態で乗りたいものですが、

風を身に感じながら走るのでどうしても寒くなりますよね。

しかし、装備次第では暖かく、快適に乗ることができます！

そこで今回はバイクの防寒対策にオススメの装備、

そしていまいち効果のない装備をご紹介します！

バイクの防寒対策にオススメの装備＆ポイント！

まずは効果アリの防寒装備からご紹介します！

ジャケットはインナーアウター+アウタージャケットで完璧！

冬はアウターを着て出かけますよね。

バイクに乗るときも必ず着ていくと思いますが、

アウター1枚では充分な暖かさを得られません。

できれば、アウターの下に着るための薄手のアウターを着るといいでしょう。

オススメは薄めのダウンジャケット！

軽くて薄いのでアウターの下に着てももこもこ感がなく、動きやすいですし、

熱を逃がさず、保温してくれる効果も高いので便利です。

アウターは耐風・断熱効果のあるものがGOOD！

バイクを乗る上で避けられないのが風です。

なので、アウターには耐風（防風）性の高いものを選ぶと

カラダに風を感じなくなり、体温の低下を防いで温かいままバイクに乗れます。

また、風に当たることで冷えがアウター内に伝わるので

それを防ぐ断熱性もあるといいでしょう。

これはズボンにも言えることなので、

ジーパンの上から同じような機能のあるパンツを重ねて着るといいですよ！

フルフェイス+フェイスマスク

バイクに乗るときに必ずかぶるヘルメットもフルフェイスにすると顔を完全に守ってくれます。

しかし、首元に隙間が空いているとそこから風が入ってとても寒いので首や口元を

守ってくれるフェイスマスク（ネックウォーマー）も合わせて装備するといいですよ！

革靴で足元あったか！

靴は風を通さない革靴がオススメです。

特に足首も守ってくれるハイネックのブーツだと完璧ですね！

スニーカーやローネックの靴だと、風を通すので足元が冷えてしましますよ！

ウインドシールド＆ナックルカイザーで風対策

バイクのフロントやハンドルに取り付けて風を防いでくれる

ウインドシールドやナックルカイザーは手元、首元に当たる風を防いでくれて便利です。

これがあるだけでかなり風からくる冷えを防いでくれますよ！

また、ハンドルカバーというハンドル一体型の手袋も同じ効果があるので

ぜひ使ってみてください。

バイクの防寒対策にイマイチな装備とは？

さて、冬の防寒対策のためにいろいろな服や装備が売られていますが、

バイク乗りにはイマイチ効果がないものもあるのでご紹介しておきます。

ヒートテックを着る

ヒートテックをはじめ、熱を作って温めてくれる機能の付いたインナーがありますよね。

実はああいった機能性インナーの多くは「カラダの汗を熱に変える」という特性なのです。

なので、汗をかきづらいバイクではあったかくなるどころかむしろ寒いだけです。

もし、インナーにあったか素材のものを着たいなら

保温性重視のものにカイロやヒーターを組み合わせて着る方がバイカーに向いています。

カッコよさ重視のレザーアウターを着る

レザーは確かに防風性に優れていますが、ファッション性重視のものは

ジップや袖口、首元など隙間だらけなので冬のバイカーには向いていません。

涼しいくらいの時に着るのは問題ないですが、極寒のときはオススメしません。

もちろんバイカー向けのレザーアウターは機能性が高いのでそちらはOKですよ！

重ね着しまくる

寒いなら着込めば大丈夫！と思っている方も少なくないと思いますが、

バイクに関していえば着込んでも意味はありません。

なぜなら、重ねて着ることで通気性が悪くなり、なかがムレてむしろ冷えますし

服と服との間にある空気の層が潰れて保温性が悪くなるからです。

インナーに4～6枚も着込んでさらにアウターを着ても寒さを軽減することはないでしょう。

できれば、カラダにフィットした機能性の高いインナーを2枚くらいにして

インナーアウターとジャケットアウターを着たほうが暖かいですよ！

最後に

いかがでしたか？

バイクの防寒対策はかっこよさよりも、とにかく機能性重視の方が暖かいです。

とくに他の防寒着や装備とバイク向けの防寒着や装備は全く機能性が違います。

耐熱・保温、そしてなにより防風に特化したものを着るだけでも

だいぶ変わるので是非着て、颯爽と走ってみてください！