最近流行しているビジュー服。
その言葉を聞いてすぐに、その物を連想出来たあなたはオシャレ上級者です。
逆に全く思いつかなかった方も安心して下さい。
このまとめを読んでこの秋はビジューニットコーデを楽しみましょう。
今回は、ビジューニットの基礎知識から、お手製ビジューニットの作り方まで
最新トレンドをお伝えします。
キラキラ光るその正体は
ビジューってそもそもどんな意味なのでしょうか。
英語辞典で調べると、「宝石」と出ます。
つまり、ビジュー服とは、
宝石のような飾りが縫い付けられている服のことを指します。
例えるなら、フィギュアスケートの衣装です。
また、アニメや漫画のお姫様ドレスにパールの飾りや
スタイリッシュにクロスモチーフのパーツが付いていたり、
ネックレス代わりに大きく開いた胸元に
ダイヤ風にカットされたビジューまでありますね。
この服又はドレスさえあれば、
わざわざ付属のアクセサリーを選ばなくても良いくらい華やかになります。
服以外にも、帽子や、サンダルにまで広がるビジュー。
私も今年は、ウエスタン風で落ち着きを保ちながら
ポイントとしてターコイズブルーの石の飾りが入った
ビジューサンダルを履いていますが、
1つでオシャレを演出するアイテムは重宝しますね。
ビジューと合わせたいバリエーション
これから秋になりますと、ニットを着たくなるかと思います。
今年は無地のニットではなく、飾りの付いたビジューニットを
主体とするコーディネートを楽しんでみては如何でしょうか。
大きいビジュー付きニット+ボトムス
秋に流行しそうな楽チンコーデ。
動きやすさも兼ね揃えていますね。
ボトムはシックな色で決めるとまとまりやすいですよ。
小花柄コーデ
ボトムに花柄を持ってくるとインパクト大!
他人とは一味違う、一歩先を行くスタイルが確立出来ます。
先端ファッションセンスを取り入れたい方にお勧めのコーデです。
ガーリー系が好きな方は、長いニットにミニスカや
ホットパンツを合わせたコーデは如何でしょう。
良い具合に肌の露出(太腿部分)があることで、メリハリがありますし、
ゆるかわ系の大きめニットを合わせることで、
つい男の子が守ってあげたくなるような女子力が高いコーデになりますよ。
自分の好きな宝石を付けたい!手作り講座
自分オリジナルのニットビジューが作りたい方にオススメなのが、
布用ボンドで携帯デコレーションパーツ売り場などに売っている、
ラインストーンなどを直接貼り付けることです。
携帯のデコレーション用ですと、裏面は接着面として平らになっていますから、
ボンドでくっつけやすいですよね。
しかし、やはりボンドでは剥がれてしまう可能性も捨て切れません。
平面の布ならともかく、凹凸のあるニットでは無理があるかもしれませんね。
また、ビジューは裁縫コーナーにボタンの一種として販売されていることもあります。
ネットショップでも、「ビジューボタン」で検索しますと、沢山ヒットしますから、
今回はビジューボタンを上手にニットに取り付ける為の方法を伝授致します。
足付ビジューボタンの取り付け方
私が見たところ、ビジューボタンで最も多い形が、足付でした。
一般的にスーツやブレザーに付いているキノコのように、
大きなカサの下に糸を通す穴が出っ張って付いているボタンのことです。
さて、手順の紹介です。
- ニットとボタンの出っ張りが直角になるようにボタンを立てます。
- 縫い物をする際と同様に、縫い糸の端を玉結びにしておいて、
立てている出っ張りの隣に針を差し込んでから穴の中に通し、
そのままニットの裏側に出して縫い付けていきます。 - 縫い付ける作業を4~5回行い、ボタンが丈夫に縫い付けられたところで、
ニットの裏側に玉止めをしたら糸を切り離して完成です。
この際、大きめに玉止めを行わないと、ニットの網目から抜けてくることが
ありますから確認しましょうね。
ビジューボタンの多くが装飾の為、このスタイルですから
皆さんもどんどん挑戦していきましょうね。
四つ穴ボタン式の場合
- 針にボタンを付ける為の糸を通して、先端を玉結びにしましょう。
- ボタンを付けたい場所のニットの糸を、手前から2本針ですくって
編みこまれた隙間に糸を通してから、引っ張ってボタン固定していきましょう。 - 先ほど引っ張った針を再度ニットの隙間から出したら、
逆側のボタン穴からも先ほど同様に縫いこんでいきましょう。
固定する為に糸を引っ張る際は、ボタンの厚さを考えなければいけません。
ここが、足付と異なる点です。こちらは自分の手で足を作らなければならないのです。 - ボタンの穴に糸がそれぞれ縫い付けられていると思いますので、
その穴にある2本の中にまち針又は爪楊枝などを1本挿し入れてみましょう。
そして、最初と同じくボタンの穴と後ろを刺してニットの隙間を作り、
ボタンを縫い付けていきます。 - 最後にボタンの下の足になる部分に糸を巻いていきます。
それを玉止めしたら完成となります。
以上をまとめますと、
4つ穴は、まず1穴ずつニットに縫い付けた後、ボタンの下に糸を巻きつけてそれを足として、
玉止めを行うことを頭に入れておきましょう。
こちらも、襟元や、ポケットのアクセントにご利用下さい。
これ等2種類のボタン留めをマスターすれば、
お手製ビジューニットも簡単に作れてしまうと思いますよ。
痛めたくない…安全洗濯方法
せっかくのビジューニットですもの、洗濯も正しい方法で行いましょう。
最も重要なのは手洗いです。
ニットをそのまま洗濯機に入れてしまいますと、繊維も傷んでしまいますし、
ビジューにも傷が付きます。
ウールマークが付いている物は、ぬるま湯での手洗いが必要です。
その場合は、中性洗剤での浸け置き洗いをした後に、
泡が消えるまですすいだら柔軟剤を入れて、もう一度よくすすぎます。
こちらすすぎ終わったら、洗濯機を利用して脱水しましょう。
先程述べたようにットは痛みやすいので、形を整えるように折りたたんだら、
洗濯ネットに入れ、30秒を目安に脱水機能を利用して下さい。
洗濯機での脱水が怖い方は、バスタオルに挟み込んで水気を切っても大丈夫です。
最後に干す工程ですが、ニットは日差しが天敵ですから、
陰干し且つ、よれないように平らな場所で干しましょう。
平ら干しを楽に行える専用のネットやテーブル型の物干しなども
販売されていますから、ニットをよく手洗いされる方は
購入を検討してみても良いかもしれませんね。
さて、今回でビジューニットについての知識を得ることは出来たでしょうか。
何にでも合わせやすい手軽なオシャレアイテムですから、
この秋・冬にとっておきの1枚を探してみたり、
自作して自慢しても良いかもしれませんね。