秋の味覚として有名な食べ物のなかに“栗”がありますよね。
栗ご飯やモンブランで食べる人もいますが、最も多いのは「甘栗」だと思います。
ひょいひょい口に入れては食べ過ぎてしまうほど癖になる甘栗ですが、
実は女性に嬉しい栄養価と嬉しくないカロリーの持ち主なのです。
そこで今回は甘栗が持つ意外な栄養価と食べ過ぎ注意のカロリーについてご紹介します。
食べ過ぎ注意!甘栗の甘い罠
甘栗っておいしいからついつい食べ過ぎてしまいますよね。
横浜中華街なんかでは1袋100g~500gとかで売られ、それもすぐに消えてしまうことも。
しかし、甘栗のカロリーは100gあたり約225kcal!
生の栗でも100gあたり164kcalなので、食べすぎは高カロリーの元です。
一粒で大体5gなので10粒食べると約100kcal摂取したことになりますよ。
しかし、食べ過ぎなければとっても嬉しい効能があるのも甘栗の特徴なんです。
甘栗が持つ意外な栄養価
甘栗ってどんな栄養があると思いますか?
ビタミンC?ナトリウム?鉄?いえいえ、もっと別のものです。
実は甘栗で最も注目すべき栄養成分は「食物繊維」と「カリウム」、そして「葉酸」です。
食物繊維・・・100gあたり8.5g
カリウム・・・・100gあたり560mg
葉酸・・・100gあたり100μg
食物繊維はさつまいもの約二倍!ごぼうの約1.5倍!
カリウム含有量は乾燥以外の食品ではベスト16に入りますし、
100gで一日の目標摂取量の約1/4を補うことができます!
そして葉酸は100gで一日の目標摂取量の約半分も取ることができるのです!
これだけじゃ何がすごいのかわからない?
それではどんな効果があるのかご紹介していきましょう。
甘栗の意外な効能とは?
まず食物繊維ですが、便秘解消やデトックス効果があるというのは有名な話ですよね。
ダイエットにいいかと言われればカロリーが高いのでなんとも言えません。
そして、カリウム。
カリウムはカラダから塩分などのナトリウムを排出する働きがあり、
高血圧予防や動脈硬化の予防につながります。
また、エネルギーや体力を高める効果もあるのでカラダの調子がよくなります。
最後の葉酸ですが、これはDNAやRNAを構成する核酸の合成に不可欠なものです。
他にも赤血球の合成やアミノ酸の合成、タンパク質の生成・促進のために必要です。
これが不足して困るのは主に女性、それも妊娠している女性です。
葉酸は赤ちゃんの脳や神経を作る大切な栄養素で、
これが不足すると無脳症、神経管閉鎖障害などの先天的な障害が生まれます。
厚生労働省も妊娠女性には一日あたり440μgの葉酸を摂取するように推奨しています。
これは普段の摂取目安の二倍にもなる量なので甘栗をおやつにするといいですね!
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手を伸ばしやすいおやつになりそうです。
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最後に
いかがでしたか?
甘栗って結構すごい能力の持ち主だったんですね!
その分カロリーがちょっと鼻につきますが、毎日少量ずつなら問題ないでしょう。
この効果をまだ知らなかった人も知っていた人も
この時期は旬の味覚ですからいっぱい食べてみてください!