学校の長期休みに必ずといっていいほど出るのが宿題ですよね。
ドリルやプリント、自由研究などいろいろありますが、
なかには身近なことをテーマにした「新聞」を作ってくるという面白い宿題もあるそうです。
でも、新聞は自分の気持ちを伝える感想文と違って”誰かに読んでもらう”情報媒体なので
テーマ作りや書き方がちょっと特殊ですよね。
なかなかいいテーマが決まらなかったり、書き方がわからない!
なんて人もいると思います。
そこで今回は冬休みの宿題で新聞を作ることになった人たちへ
素敵な新聞のテーマアイデアや書き方のコツ、レイアウトの基本をご紹介します!
新聞の作り方 ~書き方~
まず、新聞を書くときの多くは「縦書き」です。
もちろん横書きの新聞(英字新聞など)も存在しますが、
日本語で書かれる記事をまとめるときは基本縦書きのほうが読みやすいです。
ただし、見出しや新聞の題字(○○新聞といった新聞の名前)は横書きの場合でもOKですよ。
続いて新聞の構成ですが、新聞は記事一つに対して、
「見出しと記事」のワンセットをいくつか盛り込んで構成されます。
写真は必ずつけたほうがいいというわけではありませんが、
メインの記事に写真をつけると注目を集めることができますよ!
新聞の作り方 ~見出し~
見出しは一瞬で記事の内容を伝える、新聞にとって一番大切な部分!
ここで読み手の興味をグッと引き付けられないと記事を読んでもらえないからです。
たとえば野球部の記事を書こうと思った場合、
① 波乱の予感!?今季のトーナメントで強豪校とはどこであたるのか?
② 野球部、関東大会へ向けて猛練習!
どちらが読みたいと思う見出しでしょうか?
おそらく②だと思います。
まず、①は何部なのかわかりませんし、内容もトーナメントの話でまとまっていそうなので
興味のない人には本当にどうでもいい記事のように感じます。
逆に②は読んだままの情報が書いていそうでわかりやすいですよね。
そう、いい見出しとは「簡潔・率直・短い」ほうがいいのです!
もともと限られたスペースに載せるわけですし、
このくらい簡単なほうが新聞向きなので覚えておきましょう。
新聞の作り方 ~記事を書くコツ~
見出しの次は記事の書き方です。
限られたスペースを最大限使うため、記事の書き方にはいくつかコツがあります。
記事の頭に5W1H
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)?
そして、どのように(How)という5W1Hを使うと簡潔に内容を伝えることができます。
どの新聞も必ず記事の頭にこの手法を使っています。
例
1月3日(いつ)、神社では(どこで)多くの参拝者(誰が)が初詣に訪れた(何をした)。
みな、新年の初祈願のため(なぜ?)、長い列を作って(どのように)いた。
組み立ては逆三角形
普通の文章は「はじめに→本文→結論・結果」といった話に広がる三角形が基本ですが、
新聞は「結論・結果→本文→補足」という逆三角形のほうが伝わりやすいです。
先の5W1Hが結論・結果にあたり、本文は詳しい内容、
補足はちょっとしたことを書くといいでしょう。
無駄を省く
新聞は簡潔で簡略なほうがまとめやすいです。
長く意味のない文章を書いていては収まるものも収まらなくなってしまうからです。
なので、できるだけ結論と要点だけをまとめて、サッと終わらせるのがいいでしょう。
新聞の作り方 ~レイアウト~
新聞のレイアウトにはいろんなパターンがありますが、
基本は真っ先に目のいく上にトップ記事、下に他の記事を載せます。
トップ記事の写真も上、もしくは中央に置くといいですね!
また、新聞の題字(○○新聞)も上の右端、もしくは一番上に横文字でいれましょう。
記事ごとに線をいれて、区分けしてわかりやすく読みやすくするのも忘れずに。
小さな記事を入れたいときやプチ情報を載せたいときは
線で囲んで囲み記事にするとわかりやすくなりますよ!
冬休み向けの記事テーマ!
さて、新聞の書き方がわかってきたところで、
冬休みの宿題におすすめの記事テーマをまとめてみたので参考にしてみてください!
クリスマスの街の様子 | クリスマス料理特集 | クリスマススポット調査 |
お正月の神社の様子 | 正月料理特集 | パワースポット調査 |
大晦日の様子 | 新年の抱負アンケート | 冬休みの帰省 |
冬の学校生活 | 冬の部活動報告 | 冬休みの過ごし方 |
まとめ
いかがでしたか?
新聞は基本に沿った作り方をすればまとまった内容のしっかりした新聞が作れます。
あとはレイアウトの仕方、文章の表現力などで個性的な新聞にするだけ!
色の使い方や文字のフォントを変えるだけでも印象がガラッとかわりますよ!