市販のお弁当や駄菓子で知られるカリカリ小梅。
その名のとおりカリカリとした食感が病みつきになりますよね。
そんなカリカリ小梅が大好き!
家でもどこででも食べていたい!という方は
ご家庭で手作りしてみてはいかがでしょうか?
初心者でも簡単にかつ上手にできるカリカリ小梅の作り方をご紹介するので、是非試してみてください!
カリカリ小梅作りに必要なもの
まずは一般的な材料からご紹介します。
<材料>
・小粒の青梅 [1kg]
・粗塩 [梅の重さに対して15~18%]
・35度の焼酎orホワイトリカー [50cc]
・卵の殻 [2~3個分]
<用意するもの>
・梅を入れるジップロック
・卵の殻を入れるガーゼ(袋状)
・爪楊枝or竹串
・クッキングペーパー
とりあえず、これだけあれば作れます。
青梅は早ければ5月下旬、遅くても6月中旬までには出回っていると思います。
上手に作るために知っておきたいこと!
早速作り方を…とその前に、
カリカリの梅を作るためにはいくつか抑えておきたい知識とポイントがあります。
青梅は新鮮なものを
まだ身が硬く、青みの強い梅がカリカリとした食感になりやすいです。
できれば採れたてか、黄色になっていないものを使いましょう。
また、実の大きい南高梅はカリカリになりづらいので小粒を選ぶと失敗しにくいです。
カルシウムがカリカリをつくる
普通に塩漬けすると実が柔らかくなって梅干しに近くなります。
実をカリカリにするにはカルシウムが不可欠なので、卵の殻やカルシウム入りの塩(4%くらいでOK)を使います。
冷蔵庫で保管する
塩漬け中やできたあとは冷蔵庫に入れておきます。
実がふやけずに食感もカリカリになりますし、腐るのを防ぐこともできます。
一般的なカリカリ小梅の作り方
ポイントを抑えたところで作り方を動画でご紹介します。
完成したらタッパなどの保存容器に汁ごと移しましょう。
作り方の補足
動画の作り方が一番簡単ですが、さらに美味しく、そして失敗しないための補足を少しだけします。
洗ったらしっかり水気を取る
水気はカビの原因になります。
キッチンペーパーでしっかり拭き取りましょう。
塩漬け前にアク抜きする
青梅はアクがあるので、そのまま漬けると味がすっきりしません。
洗ったあとは水に一晩浸けてしっかりアク抜きします。
塩もみと一緒に焼酎で消毒
梅を塩で揉む前に実に焼酎をかけて消毒しましょう。
消毒が不十分だとカビの原因になります。
もちろんジップロックも消毒しておきましょう。
二週間たったら卵の殻は出しておく
殻をそのままにすると白い塊になってカビやすくなります。
カリカリ梅ができたら取り出しておきましょう。
赤くする方法
赤いカリカリ梅にするのに必要なのは「赤じそ」です。
やり方は簡単!
梅酢が出てきたら市販の赤じそ漬けをいれるだけ!
しばらくすると色が移って鮮やかな赤いカリカリ梅になりますよ。
甘くする方法
お子さんでも美味しく食べれる甘いカリカリ梅も作れます!
こちらも簡単!
梅酢が出てきたら梅酢を出し、
・砂糖 [80g]
・酢 [200cc]
・焼酎 [50cc]
を入れるだけ。
一日一回混ぜ合わせておけば一週間くらいで出来上がります。
最後に
いかがでしたか?
ご紹介した作り方は簡単かつ基本となるものだと思います。
もちろん、人によってオリジナルの分量や製法が存在するので、色々試してみたい人は探してみてください。