ご飯や鶏肉、焼酎やジュースにも合う梅干しに大根やかぶを使った梅漬けは日本伝統の食べ物ですよね。
健康に気を遣う人も進んで食べている梅干しや梅漬けですが、
カロリーはどれくらいか知っていますか?
また、梅干しは長期間保存がきくと聞きますが、実際はどれくらい持つか知っていますか?
気にしない方も多いけど知っておくとちょっと役立つ、そんな梅干しの豆知識をご紹介します。
梅干しのカロリーは?
梅干しは大粒のものから中粒、そして小粒と大きさも様々ですよね。
大体ですが、
大粒1個(約20g)・・・約6kcal
中粒1個(約10g)・・・約3kcal
小粒1個(約3g)・・・約1kcal
のようです。
100gのパック売りだとして、1パックは約30kcalとなります。
お茶碗一杯につき1粒としても一食6kcal未満と超ヘルシーですよね。
梅漬けのカロリーは?
梅漬けで有名なのは、カリカリ梅や大根のさくら漬けといったものですよね。
カリカリ梅1粒(約2g)・・・約1kcal
大根のさくら漬け(10g)・・・1~1.5kcal
かぶの梅酢漬け(10g)・・・8~8.5kcal
元の食材自体が低カロリーなので梅漬けのカロリーも低いです。
ヘルシーなので口元が寂しいときやダイエット中のおやつとして結構人気ですよ。
梅干しの賞味期限は?
市販の梅干しは賞味期限がついていますよね?
でも、梅干しに本当は賞味期限はないんです。
長期保存の秘密は塩分
梅干しを作る際、塩漬けという過程があります。
水分を出し、梅の酸っぱさを引き出すのはこの塩漬け時の塩の量で決まるわけなのですが、
もう一つ、菌を殺し傷みにくくする度合いもこの塩の量で決まります。
殺菌の目安は塩分10%と言われているのですが、梅干しは一般的に15%前後の塩分で作られるので賞味期限もさらに伸びるというわけです。
クエン酸としそ
さらに梅干しの酸っぱさの素になっているクエン酸には殺菌効果、
しそに含まれるペリルアルデヒドには抗菌・防腐作用があります。
これによってさらに保存効果が高まっているのです。
昔ながらの梅干しは賞味期限なし!
昔ながらの製法で作られた梅干しは塩とシソの葉だけで作られています。
さらに塩分は20%超!
塩分が高いことと塩以外の調味料を使わないことで純粋に保存効果が高くなり、賞味期限なしの食材になるのです。
自家製も塩分10%~なら長くもつ
おうちで梅干しを手作りする方も大体塩分10%~18%で作っていると思います。
保存状態がよければ3年は大丈夫ですし、長いところでは30年物の梅干しを今でも食べている方がいるそうなので、そのくらい持つのかもしれません。
減塩は賞味期限あり
市販されている減塩梅干しやはちみつ梅などは塩分10%以下の物が多いです。
そうなると冷蔵保存でも半年~1年くらいが賞味期限になります。
もちろん目安なので、味に問題なければ大丈夫です。
最後に
いかがでしたか?
美味しくて、健康になれて、長いあいだ保存できる梅干しってすごいですよね!
梅干しのちょっとした知識のご紹介でしたが、いつか役立つ日が来るかもしれませんよ?