夏の水辺でぴょんぴょん泳いでいる「ボウフラ」は見るだけで気持ち悪いですよね。
しかも、成長すると蚊になってブンブン飛び回る、血を吸う、痒いと大迷惑!
そうなる前に退治したいけれど、駆除の仕方はどうすればいいの?
という方も多いと思います。
そこで今回は蚊の子供である「ボウフラ」対策として、駆除する方法や繁殖を防ぐ方法をまとめてみました。
ボウフラを駆除する方法
すでにボウフラがいる場合はどうにかして退治したいですよね。
水を捨てればいい話ですが、そうもいかない時などに使える方法をご紹介します。
銅線・銅板を入れる
銅を水に入れると、銅イオンがボウフラを死滅させるという実験結果があります。
銅イオンの効果は銅の量に比例し、水100mlに対して10gくらいがいいそうです。
また、銅が水に触れる面積が大きいほどいいので、平たい銅板や細い銅線を使うといいですよ。
水の変えられない鉢受皿や溜池、流れのない排水溝なんかに使える方法です。
中性洗剤・塩素系漂白剤を垂らす
ボウフラがいる水溜りや鉢受皿に中性洗剤や塩素系漂白剤を数的垂らし、
漂白剤で16時間後、洗剤では3日後にボウフラの死滅を確認した実験結果があります。
これはかなりの効果が期待できるのですが、水の流れがある排水溝や側溝では流れてしまい使えないので注意です。
殺虫剤を使う
流れのある排水溝や側溝には殺虫剤が効果的。
ハイカプシン粒剤・ボンフラン・バポナうじ殺しといった殺虫剤が有名です。
ほかにも下水や浄化槽、汚水槽にも使えるので便利なアイテムですね。
メダカ・金魚を飼う
メダカや金魚、グッピーはボウフラを餌として食べてくれます。
薬物を使いたくない熱帯魚などの水槽や水生植物を育てている睡蓮鉢などには持って来いの方法です。
ボウフラを発生させない方法
発生する原因を元から絶てば、気持ちの悪い思いもしなくて済みますよね。
というわけで、ボウフラの発生を防ぐ方法をご紹介します。
水を捨てる・水溜りを作らない
蚊は水のある場所なら大きな池から缶に溜まった水にいたるまで卵を産みます。
なので、苗床となる水は頻繁に捨てる、埋めるなどで消していきましょう。
蚊を駆除する・寄せ付けない
ボウフラの親は蚊ですから、その蚊を駆除すればボウフラも減るわけです。
殺虫剤やトラップなど、蚊の駆除方法はこちらの記事で詳しく紹介しているのでどうぞ!
最後に
いかがでしたか?
毎年、蚊に悩まされているという方に是非ともして欲しいのがボウフラの駆除です。
対策をするだけで、夏の過ごしやすさが段違いになるはずなのでオススメですよ。
手軽に出来ることから、本格的な方法までいろんな対策があるので、ご家庭の環境にあったものを試してみてください。