季節はすっかり秋。
そろそろお楽しみの冬のボーナスについて
考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は冬ボーナスへの心構えとして、
ボーナスの基礎知識や使い道についてまとめていきます。
冬のボーナス支給日は一般的にいつ?
冬のボーナスは会社毎で異なっているようですが、
一般的には公務員が優先で、12月初めから支給されます。
最も多いのが、12月10日のようです。
会社によっては12月の給料と共に支給される場合もあるとか。
遅くても年内中にボーナスを受け取れたら良いのですが、
会社によっては年明けになってしまう場合もあるようです。
それだけ会社の利益が少ないということ。
きっと経営も大変なのでしょうが、ついブラック企業ではないかと疑ってしまいますよね。
固定給の未払いとは異なり、ボーナスは利益を還元して受け取れる報酬です。
こちらから請求するのは難しいので就労の際はしっかりと確認する必要があります。
ボーナスの平均額と業種別比較
隣の芝生の青く見えるもの。それはきっとボーナスの面でも同じですよね。
基本給の2倍から3倍として、40万~80万を受け取れると言われるボーナスですが、
「あの人は、認知度が高い企業に勤めているから、沢山ボーナスを受け取っている!」
というのは間違いです。
どんなに会社規模が大きかろうとも、社員1人が受け取れる賞与が多いとは限らないのです。
例として、「業界規模ランキング」とう物がありましたので、見てみましょう。
このデータで見て頂きたいのは、「業界別 平均年収ランキング 1-50位」と、
「業界別 業界規模ランキング 1-50位」です。
この2つのランキングを比べて見ると、
規模としては家電・電機業界がトップで儲かっているようです。
しかし、社員1人1人の年収では、総合会社の方が高いのです。
逆に石油業界は規模が10位と低迷しているように見えるので、
さぞ年収も低いのだろうと思いがちですが、
年収ランキングに目を移すと4位であり、841万円も貰えるとのことですから驚きですね。
つまり就職・転職で給料を重視したい場合は、
会社名だけで選ぶと損をする可能性がありますので注意が必要なのです。
ただ、近年では、ボーナスがない非正規雇用者も増えています。
パートであればボーナスを受け取れるのに、
同じ仕事内容をしているアルバイトだと貰えない、など様々な条件がありますので、
就労の際には必ず確認しましょうね。
「業界別 平均年収ランキング 1-50位」の上位にあるような会社のように、
利益を社員に還元してくれる心優しい会社への入社を目指したいですね。
嬉しいボーナスの使い道ランキングは?
皆さんは、ボーナスが着たら何に使いますか?
就職活動の味方、マイナビの調査結果を見てみましょう。
1位 貯金
現代の若者はやはり、貯金に重きを置くようです。
老後難民の問題もテレビで取り上げられていますので、
ボーナスで夢を見られないのは当然のことかもしれませんね。
働ける内に、蓄えておくことが老後の安心につながります。
この他にも、ローンの返済、カードの支払いに使う方も多いようです。
2位 生活費(衣装代)
第2位には、衣装代が来ていますが、衣・食・住の生活費は
ボーナスまで凌いでいる方も多いかと思いますので、
ストレス発散で購入に踏み切る方も多いのかもしれませんよね。
3位 旅行
疲れが溜まったら、温泉やスパに行きたくなるのが女子というもの。
男性でも、温泉でゆっくりしたり、レジャーを楽しんで見るのが
一番のストレス発散になりそうですよね。
シングルの方は、旅行先で新たな出会いを求めてみるのも良いかもしれません。
4位 趣味
趣味にお金を使うことが出来れば、一番幸せと思うのは私だけでしょうか。
マンガの大人買いでも良いでしょうし、スポーツ用品を購入してみたり、
好きなアイドルやアーティストのコンサートへの遠征費用に回しても良いでしょう。
これを生きがいにして、毎日の仕事を耐えている方も多いハズです。
5位 美容
このランキングが女性用だからかもしれませんが「美容費」が5位にランクインです。
勿論男性でもそうだと思いますが、カラーリングにしても、パーマにしても、
エステだってお金が掛かります。
ボーナスが入った際にはいつもよりもワンランク上のコースを奮発して
自分にご褒美を与えてみるのも選択肢の一つですよね!
6位 親孝行
意外に驚いたのが、6位の親孝行ではないでしょうか。
自分のことばかりではなく、社会人になるまで育ててくれた親に感謝の気持ちを込めて、
おもてなし旅行に行ったり、プレゼントを渡したりするのも良い選択肢ですね。
さて、冬のボーナスのまとめはいかがでしたでしょうか。
貯金にしても、親孝行にしても、将来有意義な物になるように使うのが1番だと思います。
あなたも冬のボーナスがでるまでの間、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか?