スノーシューとは、雪上歩行具の一つで、雪の上を楽に歩く為の西洋のかんじきです。
スノーシューは気軽に雪山の自然を楽しむ事が出来るため、
近年各地で体験ツアーが紹介されており、親しむ人々が増えています。
今回はスノーシューをこれから始めたい方、一度体験したい方に
スノーシューの基礎知識をいろいろとご紹介します!
スノーシューの選び方
スノーシューの選び方は、行動の目的により2種類にわかれます。
1)険しい山道を歩く山用
2)雪上を歩く平地用
登山用のスノーシューは、急傾斜に対応できるように爪先部分のみ固定され、
後ろのテール部分がブーツから垂れ下がっている状態で
クランボン(金属の爪部分)が雪にくい込み、デッキ部分(枠に張った布、本体)が
上下に可動するので傾斜にデッキがフィットした状態で登れるのです。
次にスノーシューのサイズを決めていきます。
スノーシューのサイズは体重+ウェア+装備の装重量で
規定のサイズが出てくるのでそれを選びます。
男性用、女性用があり、クランボンも山用、平地用で刃先の形状が違います。
スノーシューのおすすめのメーカーは?
主要なメーカーはATLAS(アトラス)、MSR(エムエスアール)、
TUBBS(タブス)、TSL(ティーエスエル)があり、
用途によってヒールやリフトを後から付けることも出来ます。
スノーシューの重量は大体1.6kg程です。
付属品によっても変わってきますが、少々幅が小さくて浮力が少なくても軽量の方が、
女性にとっては扱いやすく身軽に動きやすいかもしれません。
やはり全てのメーカーのフィット感と扱いやすさ、
好きなデザインを自分で試し履きして確かめるのが一番だと思います。
体験ツアーを企画している運営者の方でMSRを使用している会社があったのと、
実際にスノーシューを買われた方で、タブスを除く3メーカーのお話が良く出てきます。
価格相場は3~4万円前後でしょうか。
安いものだと1万円以下のものもあります。レンタルだと2,000円程度です。
ちなみに、ウェア、ポール、ブーツ、ゴーグル、スパッツ、帽子などを
レンタルすると当然ながらプラス料金がかかります。
スノーシューを体験できる主要な場所は?
スノーシューを体験できる情報がネットにて紹介されています。
各ホームページで申込方法、コース、開催時期、ツアー代金を確認できると思います。
北海道では知床ネイチャーオフィス、
東北では青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島、
関東では、栃木、群馬、
甲信越では山梨、長野、新潟、
東海では岐阜県、北陸では、富山、石川、福井県、
近畿では、滋賀、京都、兵庫県、
中国では、岡山、鳥取県、
スノーシューを履くことで、ボードを使わず雪の上をそのままお尻で滑れたり、
雪原の遊びをいろいろとを楽しめるそうですよ。
余り大量の雪を見たことのない地域から来られる方達、
特に子供などは大喜びではしゃぎそうですね。