新年のお参り、一年のスタートとしておみくじを引く人は多いですよね。
でもおみくじの中吉と吉、半吉など、どれがいい順位なのかわからない
という方もいると思います。
それに、大吉や凶を引く確率だって気になりますよね。
そんなおみくじの順位と確率を調べてみました!
神社によって違う!
おみくじの運勢を決める大吉~大凶の順位や吉凶の数は神社によって違います。
各地域で諸説ありますが一般的なのは二種類です。
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶
最も一般的な数と順位がこれです。
どこの神社もこの7段階をおみくじとして置いていますが、
なかには大凶を抜いていたり、半吉や末小などを加えているところもあります。
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
もう一つがこちら。
吉が大吉の次に縁起の良い位置にいる以外は同じですね。
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
さらに細かく段階分けされたのがこちら。
なんと凶にもいくつか段階をつけているところもあって、
大大吉や大大凶というのもあるそうです。
なぜ違いがでるの?
実はおみくじの起源に秘密があります。
おみくじの創始者と言われている良源という偉いお坊さんが
「元三大師御籤帳」に記した内容によると、
「吉凶の80%は大吉、吉、凶。あとの20%は各所好きに決めてもいい」
とのこと。
つまり大吉>吉>凶は決まっていたけど、あとは各所でバラバラだったのです。
それぞれの確率は?
元三大師御籤帳による割合では、
「大吉16%、吉35%、凶29%、それ以外が20%」
となっています。
なんと凶が出る確率は3人に1人とかなり高い割合になっています。
しかし現代は各神社で自由に割合を決めているので何がでるかは神社次第です。
浅草寺のおみくじ
凶がよく出ることで有名な浅草寺では、
元三大師御籤帳に記された割合でおみくじを置いています。
吉系7割、凶3割なら1000人中300人が凶という結果なわけですから
有名なのもうなずけます。
各神社の平均
一般的な吉凶は大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶の7つ。
大凶は入れていないところも多く、
東京都内の神社でも引く確率は約10,000人に1人とのこと。
ほかは
大吉・・・約22%
中吉・・・約7%
小吉・・・約12%
吉・・・約25%
末吉・・・約14%
凶・・・約11%
が平均となっています。
約1/4が大吉、約1/10が凶のようですね。
最後に
いかがでしたか?吉凶の順位、引く確率は各神社で様々ですが、
何がでるか楽しみなのは同じですよね。
どれを引いても一年間気を引き締めて行きましょうね。