チワワなどの小型犬に必要な冬の防寒対策!なぜ寒さに弱いの?

小型犬寒さ対策1

犬は寒さに強いと思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。

特にチワワなどの小型犬や生まれたての子犬、老犬や病気中の犬は寒さに弱いです

 

冬の寒さ対策をしっかりしていないと愛犬が怪我をしたり病気になったりするので

注意と対策が必要です。

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小型犬は寒さに弱い

小型犬寒さ対策2

寒さに弱い理由は、

・毛が短い
・体温が下がりやすい
・シングルコート
・南国生まれが多い
・室内飼い

といった要素があるからです。

 

毛が長くてもシングルコート(毛の層が上毛と下毛の二層ではない)では寒さに弱いですし、

室内飼いだと気温の変化に弱くなってきます。

 

具体的に例を挙げると、

チワワ、プードル、マルチーズ、ミニチュアダックスフンド、パピヨンなどが弱いです。

 

寒いとどうなる?

小型犬寒さ対策3

人間と同じで免疫力の低下や血液循環の悪化などで様々な疾患にかかります。

 

1、 呼吸器官の疾患

 

乾燥や免疫力の低下で喉がウイルスにやられ易くなります。

喉の炎症や肺炎、場合によっては呼吸困難に陥る場合があります。

 

2、 関節などの疾患

 

太っている小型犬や高齢犬に多いです。

冷えて固まった関節を急に動かすことで脚が曲がらなくなったり、

負担に耐えられず転んで骨を折ったりします。

 

3、 心臓・循環器系の疾患

 

寒さで心拍数が下がっているのに突然運動をさせることで

心臓に負担がかかって気を失ったり、最悪死んでしまうことがあります。

小型の高齢犬に多いので一番注意が必要なところです。

 

4、 しもやけ・あかぎれ

 

肉球や耳に血が行かなくなって、しもやけ、あかぎれになります。

肉球が痛いと歩行に支障をきたして関節を痛めたりもします。

 

小型犬・子犬の寒さ対策

小型犬寒さ対策4

かわいい愛犬を寒さから守る方法をご紹介します。

 

ケージに防寒対策

 

ケージと壁の間にダンボールを挟んだり、床に毛布やフリースといった

暖かい素材のものを敷いて、冷たい空気から犬を守ります。

 

あとはケージに布団をかけてあげると保温効果も上がります。

 

ヒーター、湯たんぽ

 

犬用ヒーターや湯たんぽを設置してあたためてあげましょう。

直接触れて火傷しないようケージで囲ったり、あたため過ぎないよう調整してくださいね。

 

散歩中は服を着せる

 

暖かい室内から寒い屋外に行く際は、急激な温度変化で犬に負荷がかかります。

体温調整のサポートとして犬用の服を着せてあげてください。

 

食事量を少し増やす

 

脂肪が増えると少しは寒さに耐えられます。

また、消化中は体温も上がるのでしばらくは寒さを感じません。

 

ブラッシングする

 

毛の長い犬はブラッシングすると毛がふわっとして空気の層ができます。

空気の層が熱を伝えづらくします。

 

あたたかいベッドにする

 

ベッドを冬用にするのも防寒になります。

壁や床からの冷気を防ぎ、寝ている間に体が冷えるのを防いでくれます。

 

いかがでしたか?愛犬に辛い思いはさせたくないですよね。

寒さ対策を万全にして、この冬をあたたかく過ごしてください。


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