夏休みの宿題常連の自由研究を本格的に取り組みたいと思っている皆さん、
もう研究テーマは決まりましたか?
まだ決まっていない人、探しているという人たちは
自由研究は研究テーマ、つまりは“ネタ”が欲しいという方が多数ですよね。
そこで今回は研究のテーマになりそうな「実験に関するネタ」を探してきました!
身近なものを対象にした、ご家庭でもできる簡単なネタばかりなので、
ぜひ参考にしてみてください!
自由研究の実験ネタ5選
“カビの生え方の違い”
難易度:☆☆
実験時間:1週間~1ヶ月
まとめやすさ:☆☆☆
夏は湿気が多く、カビもすぐ生えてきますよね。
でも、そこらじゅうにカビが生えるわけではなく、
お風呂場や冷蔵庫など「ある条件下の場所」にしか生えていませんよね。
そこで、
① カビは何故生えるのか
② カビの生え方の違いはなにか
③ 何にカビが生えるのか
といった対象について実験してみましょう。
例えばご飯粒とパンの切れ端を冷蔵庫に入れ、一週間放置してからカビの発生量をみたり、
日のあたる場所と日の当たらない場所で比べてみるといいでしょう。
“二層のドリンク”
難易度:☆
実験時間:1日
まとめやすさ:☆☆
紅茶にガムシロップやミルクをいれると混ざらずに
「ストレートティー」と「ミルクティー」の二層に分かれますよね。
他にも紅茶にグレープフルーツジュースをいれると同じ現象がおきます。
そこで、
① 二層に分かれる条件はなにか
② 二層に分かれる飲料、分かれない飲料の違い
といった観点で様々な実験をしてみましょう。
ポイントは飲料の組み合わせ方です。
紅茶をミルク、紅茶とグレープフルーツジュースを調べたら、
ミルクとグレープフルーツジュースも試してみましょう。
なにか違いや変化があるかもしれませんし、ないかもしれません。
とにかく検証データが多ければ多いほど結論を出しやすいので頑張ってみましょう。
“紫外線を防ぐには?”
難易度:☆☆
実験時間:1日~3日
まとめやすさ:☆☆☆
夏の紫外線対策をしっかりしている女性は多いですよね。
長袖や日傘、帽子などなど「日除けアイテム」を使う機会も増えるわけですが、
本当に紫外線を防げているのでしょうか?
そこで、
① 紫外線を防ぐ素材はなにか
② 紫外線が多い天気
などを調べてみましょう。
市販されている紫外線検査機(UVチェッカー)を使えば、
紫外線がどれだけあるか調べることができます。
布、レース、ダンボール、木の板といった様々な素材で日陰を作り、
日陰の下の紫外線量を比べてみるといいですね。
他にも組み合わせてみたり、天気の違う日で比べてみたいすると面白いですよ。
“保冷効果の違い”
難易度:☆☆☆
実験時間:一日
まとめやすさ:☆☆☆
キンキンに冷えた飲み物やアツアツの飲み物は
いつまでも同じ温度で飲んでいたいものです。
そんなときに使う「保冷・保温効果」のあるアイテムは一体なぜ温度を保てるのでしょうか?
そこで、
① 保冷効果の高い素材はなにか
② なぜ温度が変わりにくいのか
ということを調べてみましょう。
やり方は色々ありますが、一番多いのはコップに布やダンボール、
衝撃緩和剤(俗に言うプチプチ)、ラップなどを巻いてコップの水温を調べる方法です。
10分ごと、30分ごとなど一定の時間間隔で温度を測って記録すれば
グラフも作れますし、わかりやすく比べることができますよ。
“水の種類”
難易度:☆
実験時間:1日
まとめやすさ:☆☆
皆さんが口にするお水には「軟水」や「硬水」といった違いがあるのをご存知ですか?
これは水に含まれる成分の違いによって分類されているのですが、
この違いは一般生活に一体どんな影響がでるのか気になる方もいるでしょう。
そこで、最も違いを感じる「水の味」を検証してみるのはいかがでしょうか?
味の違いをわかりやすくするため、
① 普通に水を飲んでみる
② 温めた水を飲んでみる
③ 様々な水を使った紅茶・緑茶を飲んでみる
という実験をしてみましょう。
お湯の湧き方やお茶の色なども比較対象になる大事なデータなので
しっかりチェック、記録しておきましょう。
他にも絵の具を使った色の違いを調べてみるのも面白いかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?
自由研究ですから、自由な発想が大事ですよね。
今回ご紹介したネタも元をたどれば「なぜだろう?」という発想から生まれたものなので、
他にもいろんな「なぜだろう?」があるはずです。
もし、気になることや検証したい事柄ができたなら、
ぜひとも実験をしてみて、新たな知識と経験にしてみてください。