女性用の浴衣は結構着るのが難しいって聞きますよね。

本当は手順が多いだけで練習さえすれば誰でも着られるんです。

今年は浴衣デビューしたい！

一人でも着られるようになりたい！

という浴衣初心者の皆さんに、浴衣の着付けや帯の結び方、温泉旅館の浴衣の着方など、様々な浴衣の着付けをご紹介するので着られるように練習してみてください！

浴衣の着付けに必要なもの

着付け方法の前に、基本の浴衣に必要なものをご紹介しておきます。

① 浴衣と帯
② 浴衣スリップ・・・浴衣の透け防止や汗が浴衣に付かないように着ます。
③ 腰紐と胸紐・・・おはしょりや衿を固定するために巻く紐です。
④ 伊達締め・・・帯を締める前におはしょりや衿の着崩れを防ぐために巻きます。

とりあえずこれがあれば浴衣は着れます。

あると便利だったり、綺麗に着付けるならこちらもあるといいですよ。

⑤ コーリングベルト・・・胸紐の代わりに使えて、締め付け感なく衿元を固定できます。
⑥ 前板・・・帯が崩れず、ハリが出て綺麗になります。
⑦ 補正タオル・・・着物や浴衣は寸胴の方が綺麗にみえるので必要なら巻きます。

必要なものが揃ったらいよいよ着付けです！

浴衣の着付け

前述の①～④があればできる簡単着付けの方法です。

あとはポイントをいくつか抑えて綺麗に魅せましょう！

おはしょりはしっかり出して平らにする！

おはしょりは襟元や裾が崩れた時に引っ張って整える役割があります。

もちろん、出すぎたり、膨らんだりしていると汚くみえるので平らになるようにしましょう。

裾はくるぶしが目安！理想は逆円錐！

裾の長さはくるぶしくらいになるのが綺麗な着こなしの基本。

また、腰から下へしぼまるような逆円錐シルエットが美しい浴衣のラインになります。

衿元は出しすぎず、隠しすぎない！

衿元は指3本～こぶし1つ分くらいあけると首元が綺麗にみえます。

あけすぎるとだらしなく、隠しすぎると美しくありません。

コーリンベルトの使い方

胸紐の代わりに着崩れを防いでくれて、しかも締め付け感もなく楽なコーリンベルト。

使い方はいたって簡単ですよ。

あとは上から伊達締めすればOKです。

いろんな帯の結び方

浴衣のアレンジといえば帯の結び方ですよね。

数ある結びかたの中から簡単にできて可愛い結び方をまとめました。

文庫結び

帯結びの基本として知られる結び方で、女性らしさ溢れる結び方ですね。

花文庫

基本は文庫結びと同じですが、リボン感がさらにでる結び方です。

蝶結び

花文庫と似ていますが、蝶のように広がった姿が特徴です。
この他にもアレンジ結びがたくさんあります。

難しいものもありますが挑戦してみるのもいいですね。

温泉旅館などの浴衣

旅館にある浴衣は羽織って帯を結ぶだけでOK。

おはしょりなしでもいいですし結び方も自由です。

それでも、可愛く着こなしたい方へポイントをご紹介します。

サイズは裾を目安にする

浴衣はくるぶしが見えるくらいの長さを選びましょう。

もし大きいようだったら、おはしょりを作って調整するといいですよ。

衿元を少しあける

旅館の浴衣は衿が柔らかく出来ていることもあり、あけすぎるとグダっとしてだらしなく見えてしまうことも。

少しあけていれば十分ですし、来ているうちに多少あいてくるので大丈夫です。

これで綺麗で可愛い浴衣美人になること間違いなしです！

最後に

いかがでしたか？

自分で着られるようになると、着崩れしても安心ですし、なにかあっても一から直せて便利です。

本番前に何度か練習して、スムーズに着られるようにしておくといいですね。

ポイントも抑えながら、綺麗で可愛く着こなせるよう頑張ってください。