カブトムシを飼うなら必ず用意しなければいけないのがエサですよね。
果物やゼリーが主流なのは知っている方も多いと思いますが、
具体的になにを食べて、何がエサに適しているのか知っている方は少ないみたいです。
そこで今回はカブトムシ初心者の方へ向けて、カブトムシのエサについてご紹介します。
与えていいもの、そして悪いもの、自分で作れるものなど知っておくと便利ですよ。
カブトムシは何を食べるのか?
カブトムシはエサをかじって食べるのではなく舐めて食べます。
なので、水分を含んだものが主なエサになります。
そして、よく知られていると思いますが甘いものがエサになります。
これは糖分を栄養価として摂取するからです。
つまりカブトムシのエサは、
水分を含んだ甘いもの(糖分のあるもの)
ということになります。
カブトムシにおすすめのエサ
カブトムシの心を掴んで離さない、そしてしっかり栄養も得られるオススメのエサをご紹介します。
リンゴ
リンゴは適度な水分と栄養が得られる代表的なエサです。
カブトムシも大好きなエサで、リンゴだけ与えていれば大丈夫とも言われています。
バナナ
栄養価が高く、高エネルギー源でもあるバナナはオススメ中のオススメです。
元気のないカブトムシも活発に動き出すので試してみてください。
モモ・マンゴー
あまーい匂いがカブトムシに好評なモモやマンゴー。
ただ、腐りやすいので一日したら捨てるようにしましょう。
昆虫ゼリー
エサのなかでも主流なのがゼリーですよね。
市販されているほとんどが糖分のみを含んだゼリーですが、
アミノ酸やタンパク質の入った高栄養価・高エネルギーのゼリーもオススメです。
日持ちもしますし食べた量も一目瞭然、交換も簡単なので初心者はこれからはじめてみましょう。
与えてはいけないエサ
甘いものや水分があるものならなんでもエサでいいというわけではありません。
カブトムシの体調を崩したり、死んでしまうエサもあるので知っておきましょう。
蜂蜜の原液
カブトムシのブラシのような口に付くと固まって二度とエサを食べられなくなる可能性があります。
できれば10倍以上に薄めて、ガーゼなどに染み込ませて与えましょう。
きゅうり
鈴虫やキリギリスのエサだからとカブトムシに与える方もいますが、
水分しかないので栄養が摂取できず、カブトムシは弱るだけです。
自分でつくるカブトムシのエサ
本格的にカブトムシを捕まえたい!
よりカブトムシが喜ぶエサを与えたい!
そんな方はカブトムシ用のエサを自分で作っちゃいましょう!
人工樹液
<材料>
水・・・・・1カップ
黒砂糖・・・100g
焼酎・・・・1/2カップ
蜂蜜・・・・大さじ2
<作り方>
① 水と黒砂糖を鍋でドロドロになるまで煮込む
② ドロドロになったら焼酎と蜂蜜をまぜて完成!
カブトムシの大好きな匂いがするのでよく集まりますし、よく食べます。
昆虫採集にも使えるのでぜひ試してみてください。
バナナヨーグルト
<材料>
バナナ・・・・・1本
ヨーグルト・・・適量
<作り方>
バナナとヨーグルトをミキサーにかけたら完成!
バナナを無駄なく使えて、ヨーグルトの成分も摂取できるので産卵させたいカブトムシにオススメです。
ヨーグルトはプレーンヨーグルト(加工されていないもの)を使いましょう。
最後に
いかがでしたか?
カブトムシは寿命も短いので大切に育ててあげたいですよね。
エサは生きるうえで特に大切なものですから、しっかり与えてあげましょう。