大根の正しい保存方法は?冷蔵と常温どっちがいいの?

493bd8034c9e142aff402e6c79e3ab32_s

 

大根はお味噌汁や煮物、お鍋などいろんな料理に使える定番食材ですよね。

安く手に入ることも多く、一本まるまるで買う方も多いと思います。

 

しかし、大量に買うと残ってしまうのも困りもの。

保存状態がよくないと悪くなって食べられなくなるし、もったいないですよね。

 

そこで今回は大根の正しい保存方法をご紹介!

しっかり保存できれば美味しい大根のままでいられるので参考にしてみてください!

Sponsored Link


 

常温保存

f3e108c70cb596b5b35a7a36fa0a2812_s

 

大根は涼しい場所であれば常温でも保存が効く野菜です。

 

夏場なら3日~1週間、冬場なら1週間~数週間、

保存状態がよければ数週間~一ヶ月は保存できます。

 

 

保存の仕方

 

1、 葉の茎部分を2cmほど残してカットする
2、 少し湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に入れる
3、 大根を立てた状態で箱、もしくは吊るして冷暗所にて保存

 

常温保存のポイント

 

常温保存の場合はまるまる一本の状態が望ましいです。

カットされたものだと切り目から乾燥していくので止めましょう。

 

また、収穫したあとも大根は成長しようとするので葉っぱは落としておきましょう。

成長を止めて、そのままの状態を保つことができます。

 

さらに、大根は土の中で立って育つ野菜なので保存時も立たせておくと長持ちしますよ。

一番のポイントは水分を与えること!

これを怠るとしわしわになってしまうのでちょくちょく確認しておきましょう。

 

 

冷蔵保存

027197

 

室温が高いときやカットした大根の場合は冷蔵保存が適しています。

保存期間は4日~1週間ほどなので、調理したほうが保存の効く場合もあります。

 

 

保存の仕方

 

1、 葉っぱを落とし、全体を湿った新聞紙またはラップで包む
2、 ビニール袋に入れて野菜室にて保存
3、 カットしてある場合は切り口を上にし、立てて保存する

 

 

冷蔵保存のポイント

 

基本は常温保存と同じですが、あまり放置しすぎると

水分によってカビが生える可能性もあるので注意してください。

 

また、切り口だけに新聞紙やラップをすると、

包んでいない部分から乾燥するので全体を包みましょう。

 

ビニール袋より、フリーザーパックなどに入れて

空気に触れない状態にするとさらに保存がききますよ。

 

 

冷凍保存

012f765832e8a91835af0eeaa2fe11b0_s

 

大根は水分の多い野菜なので、冷凍保存にはあまり向かないといわれています。

しかし、調理方法によっては冷凍しても大丈夫なこともあるのでご紹介しておきます。

 

ちなみに冷凍保存の場合、保存期間は数週間~一ヶ月ほどです。

 

 

保存の仕方

 

1、 皮をむき、厚さ3~4cmくらいの輪切りにする
2、 熱湯で固ゆでし、冷水に入れて粗熱をとる
3、 フリーザーパックにいれ、ストローなどで真空状態にしたら冷凍庫にて保存
4、 解凍する場合は半解凍状態で煮物、汁物に使う

 

冷凍保存のポイント

 

大根は冷凍すると細胞が壊れてボロボロになるので、

柔らかくなって味がつきやすく、煮物や汁物に使いやすい状態になります。

 

料理に合わせてあらかじめカットしておくといいかもしれませんね。

逆に生で食べようとしてもぐしゃぐしゃの食感なのでオススメしません。

 

 

乾燥保存

38a67bee150143600b40b9c010c25ade_s

 

切干し大根のように、乾燥させることで保温期間がぐっと長くなるのが乾燥保存のいいところ。

しっかり乾燥できれば数ヵ月~半年は持ちます。

 

ご家庭でも時間さえあれば簡単に乾燥大根を作ることができますよ!

 

 

保存の仕方(乾燥大根のつくり方)

 

 

千切りして天日干しすれば完成!

ご家庭ならザルを使ったこちらの方法もオススメです。

 

 

 

乾燥保存のポイント

 

大根の天日干しは湿気の少ない冬場が一番作りやすいそうです。

 

水分を完全に飛ばして、ジップロックや密閉瓶など乾燥剤と

一緒にいれておけば長期間保存ができます。

 

ただ、最後のほうには味が落ちるらしいので家庭用なら半年が目安ですね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

大根の保存方法は時期によって変えていくのがいいみたいですね。

夏場は冷蔵、冬場は常温・乾燥が一番いい保存方法だと思います。

冷凍保存は料理によって使い方が限られるので、お好みでどうぞ、といった感じでしょうか。

 

どの方法も保存がきくとはいえ、

やはり早めに食べたほうが新鮮で美味しいと思うので忘れずに使いきりましょう。


Sponsored Link