七五三は子供の成長を喜ぶお祝いです。
お祝いをいただいたお返し、皆さんはどうしていますか?
お返しの仕方がわからない、どんなものを贈ればいいか悩んでいる…。
今回は七五三の内祝い・お返しについてまとめました。
内祝いってなに?
本来は自分の家のお祝いごとの記念に、親しい人に贈るのが内祝いです。
しかし、最近では両親や親戚からのお祝いで、金品などをいただいたお返しとして
用いられることが多いです。
内祝いのお返しについて
熨斗(のし)
内祝いのお返しに必要なのが「熨斗(のし)」です。
お祝いの品に付けるもので、菱形のおりがみを熨斗あわび、
それがついた紙を熨斗紙といいます。
また、水引にはお祝いごとに意味があるので気をつけましょう。
では、七五三の熨斗紙はどのようにすればいいのか説明します。
1 水引は紅白で蝶々結びにする
2 水引の上段に「内祝」、下段に「子供の名前(姓なし)」を書く
3 菱形の飾り(熨斗あわび)をつける
以上です。
水引の蝶々結びには何度も結び直せる=何度あっても喜ばしいという意味があります。
最近では自由なデザインの熨斗紙もあるのでそちらでも大丈夫だと思います。
お礼状と写真
お返しにはお礼状をつけましょう。
祝ってくれてありがとう、という旨が書かれていれば大丈夫です。
また子供の成長の記念なわけですから、その成長がわかるよう子供の写真も添えます。
この写真は七五三の写真がいいですが、別の写真でも構いません。
お返しの品
お返しについてですが、本来は記念の贈り物なので
赤飯や千歳飴を配るほか、記念品を贈ります。
しかし最近では金品などを頂いたらその半分~1/3程度の品をお返しとして贈ります。
もちろん熨斗紙をつけましょう。
また、お返しは郵送でも大丈夫です。
その場合の差出人は親の名前で結構です。
お返しするのはいつまで?
お返しですので早いに越したことはありません。
しかし、遅れてしまうのはいただけないので、遅くても11月中にはお返ししましょう。
七五三の内祝いで人気&おすすめのお返しの品
さて、お返しの知識を知った次はいよいよ本題のお返しの品です。
ここでは人気の品やもらって喜ばれる品、おすすめの品などを紹介します。
人気はお菓子セット
お茶受けやおやつとしても使えますし、
贈られた人も良いお菓子を頻繁に食べるわけでもないので喜ばれます。
種類や金額も様々ですし、百貨店やネットで選べるのも人気の一つです。
商品券とセットで贈るという方もいらっしゃるようです。
喜ばれるのは日用品
日用品といってもお皿やコップなどではなく、洗剤やタオルといった消耗品です。
日常生活で使う消耗品は誰もが使うものです。
好みなんかもあまり関係のないものですから無難なほうですよね。
だからこそ喜ばれる方が多いようです。
ちょっと凝って記念品
内祝いですから、やはり記念品がいいという方には写真立てがおすすめ!
名前や日付をいれるサービスもありますし、
なにより子供の写真を添えるときに一石二鳥ですしね。
孫が大好きな両親や祖父母に喜ばれます。
いかがでしたか?
七五三を祝ってくれた方々にもお祝いの気持ちを返せるよう、
よく考えてお返しをえらんでくださいね。