温泉旅館などに行くと浴衣が用意されていますよね。
男性はラフに着るだけでもかっこいいわけですが、帯の結び方を変えるともっとかっこよく着こなせるのをご存知ですか?
浴衣に着られるのではなく、かっこよく着こなしたい!
そんな男性の方々に今回は旅館の浴衣をかっこよく着こなす帯の結び方をご紹介します。
温泉浴衣と普通の浴衣の違い
まず、普通の浴衣と違って旅館などで用意されている浴衣を「簡易浴衣」といいます。
簡易浴衣は衿が細く、芯がないので柔らかいです。
また、男帯よりも細く、柔らかいものが用意されていることが多いです。
なので、着ていてとっても楽ですし、くつろぎやすく、寝巻きとしても使えるようになっています。
かっこいい帯の結び方 <貝の口>
男帯のなかでも基本となる結び方が貝の口です。
細い帯でもしっかり固定できますし、腰元のアクセントとしても着こなれ感の高い結び方ですよ。
結んだあと、余分な帯が垂れるてくるようなら腰巻をもう一回増やすか、帯に巻きつけると落ち着きます。
かっこよくするためのポイント
ギュッと結ぶより、平たい形が残るくらいが丁度いいです。
布との摩擦で固定されているので、解ける心配はほとんどありません。
かっこいい帯の結び方 <一文字結び>
横一文字に帯が整うことから付いた名前が一文字結び。
少し硬めの帯に適した結び方で、スッキリしながらも浴衣らしさがでる結び方です。
結び目が緩くなるようなら、一度片結びしてからにするといいですよ。
かっこよくするためのポイント
羽根を小さめに作るとGOOD。
あまり長すぎると羽根が垂れてへの字みたいでカッコ悪いです。
かっこいい帯の結び方 <平結び>
シンプルに帯をみせる結び方ですが、帯が太く硬めのものでしかできません。
でも、これができるとゴツゴツした帯の出っ張りを気にせず、寝転んだりできてとっても楽です。
上級者向けの結び方なので、機会があったらやってみるとかっこいいですね。
かっこよくするためのポイント
とにかくキレイに整えることが大事。
帯が曲がったり、シワがつくとだらしなく見えてしまうので気をつけましょう。
かっこいい兵児帯の結び方
柔らかく、幅の広い兵児帯が用意されている場合は紹介した結び方よりかっこいい結び方があります。
動画のように結び目を隠し、少し片側によせるとリボンぽくならずかっこよくみえますね。
そしてもう一つがこちら。
片輪結びと言われる簡単な結び方ですが、男らしい無骨な感じがいいですね。
ボリュームのある輪を作って、垂れる帯裾を長めにとるといいですよ。
最後に
いかがでしたか?
温泉浴衣は自由に着られるのがいいところですね。
結び方をいろいろ覚えれば、同じような浴衣でも色んなオシャレ感を出せます。
いつかオリジナルの結び方を自分で作っちゃうのもかっこいいと思いますよ。