りんごを長持ちさせる保存方法!品種によって保存期間は違うの?

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秋になると赤く、大きな実をつける”りんご”

寒くなるにつれて市場やスーパーでたくさん出回りますよね。

 

健康や美容にもいい果物ですから、安い時に箱でまとめ買いしたり、

田舎から送られてきたりして大量に置いてある方もいるのではないでしょうか?

 

しかし、りんごをあまり放置しすぎると変色したり、

実が腐っていたりして食べられなくなることも…。

 

そんなもったいないことになる前に

りんごを美味しく、そして長く保存できる方法を使って食べきっちゃいましょう!

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りんごは品種や状態によって保存期間が違う!?

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りんごは冷蔵庫に入れなくても、

涼しい所に置いておけば半月~1ヶ月は持つ果物といわれています。

 

しかし、売られている品種や実の状態によって保存期間にバラつきがでます。

 

では、どんなりんごが長期保存に適しているのでしょうか?

 

りんごは「晩生種」が長く保存できる

 

りんごは収穫時期によって極早生種早生種中生種晩生種に分けられています。

 

極早生種 8月20日頃までに収穫したりんご 夏緑etc
早生種 9月20日頃までに収穫したりんご きおう、つがるetc
中生種 10月20日頃までに収穫したりんご 紅玉、ジョナ・ゴールドetc
晩生種 10月20日以降に収穫したりんご ふじ、王林etc

 

早生種や中生種はあまり長く持たないのですが、晩生種は比較的長く保存ができるので、

まとめ買いするときはりんごの収穫時期を調べておくといいですよ。

 

 

新鮮でキレイなりんごは長期保存できる!

 

新鮮であればあるほど保存期間がのびるのは当たり前ですよね。

そこで新鮮でおいしいりんごの見分け方をご紹介します。

 

① ツルが太く、皮にハリがあるもの

りんごの頭についたツルが太く、

ピンと皮が張ったものはまだ採れて間もない可能性が高いです。

 

② 強く、いい香りがするもの

香りのいいりんごは新鮮でおいしいりんごの証しです。

 

③ ずっしりと重く、中くらいのもの

実がギュッと詰まっているりんごは同じサイズでも重さが違います。

長く保存する際も実が詰まっている方が長持ちしますよ。

 

④ 傷や凹みのないもの

傷や凹みがある場合はそこから実が変色したり、

腐る、カビが生えるといった原因になります。

 

保存状態にもよりますが、なるべくキレイなりんごを選びましょう。

 

 

りんごの保存方法

 

いいりんごを選んだあとは正しい保存方法で長持ちさせましょう!

 

1、 そのまま保存する場合

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皮も剥かず、カットもしていない素の状態で保存するときは、

一つ一つ新聞紙で包み、ビニール袋に入れて密封して野菜室で保存するのがオススメ。

 

酸素を減らすことでりんごの呼吸をとめ、熟成を遅らせ傷みにくくすることができます。

 

新聞紙でなくラップを巻くとさらに効果的ですが、

水滴が付いたらカビの原因にもなるので拭いてあげてください。

 

保存期間:1ヶ月~3ヶ月

 

 

2、 カットしたりんごを保存する場合

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切ったりんごはその断片から変色していき、味が損なわれていくので

必ず塩水につけてから保存しましょう。

 

塩水につけたら一個ずつラップにくるんでおけば変色を防ぎながら保存できますし、

塩水につけたままタッパのような容器に入れておくのもいいでしょう。

 

しかし、一度切ったりんごは風味や食感がどんどん悪くなっていくので

早くても1日、長くて3日以内には食べたほうがいいですよ。

 

保存期間:1~3日

 

 

3、 冷凍保存する場合

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保存方法の一つに冷凍する方法がありますが、

りんごにはあまり適していないと言われています。

 

これはりんご特有のシャキシャキ感が損なわれるからなのですが、

すりおろしやジャムなどに加工すれば全く問題ありません。

 

すりおろしはヨーグルトやカレーに入れ、ジャムは自然解凍してパンに塗れるので便利です。

保存方法は冷凍用のジップロックのような袋に入れておけばOK。

 

とはいえ何度も冷凍と解凍を繰り返すと傷む原因になるので

一度に食べる量を小分けにして冷凍しておくといいですよ。

 

保存期間:1ヶ月~半年

 

 

4、 乾燥させて保存する場合

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りんごを乾燥させて、水分をほとんどなくすとかなり長い間保存することができます。

 

やり方は干し野菜の要領で大丈夫ですよ↓

 

 

完成したら乾燥剤と一緒に密封できる容器に入れておくだけでOK。

ドライフルーツは長期保存用の加工食品なので状態がよければいつまでも保存できます。

 

保存期間:半年~1年以上

 

 

最後に

 

いかがでしたか?

 

りんごはそのままでも充分消費期限が長い果物ですが、

保存している間も熟成、腐敗が進行しているのは確かです。

 

今回ご紹介した方法はその進行をゆっくりにし、

なるべく長く置いておけるようにしただけなので、

早く食べることに越したことはありません。

 

採れたてがおいしいようにりんごも旬が一番おいしいものです。

あまり大量に置かず、こまめに採れたてを買ってくる方がいい時もあるのであしからず。


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