東京国際映画祭のボランティアになるには?条件とエントリー方法を紹介!

 

東京国際映画祭1突然ですが、皆様は普段どのようなジャンルの映画をご覧になりますか?

私はドラマ化している作品や、アニメなど、1度原作を目にしている作品で「映画館でも見たい!」と思って観にいくことが多いです。

または、気になっている監督の作品を観にいきますね。

 

偏りなく目にするようにしているつもりでも、

どちらかと言えばコメディを多く見ている気がします。

 

最も子供の頃は、映画館で感動して泣くことが出来ても、

成人してからは家でDVDを見て思いっきり涙することにしました。

 

さて、そのような素晴らしい映画に触れ合えるのが、

日本で唯一、国際映画製作者連盟が公に認ている長編映画の祭典、

「東京国際映画祭」なのです。

 

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東京国際映画祭の歴史

 

東京国際映画祭2

 

東京国際映画祭と言えば、昨年福山雅治さんが主演を務めた

『そして父になる』が審査員賞を受賞することになった、

カンヌ国際映画祭が有名ですね。

 

各国で制作された映画を集め、世界に向けて宣伝する他、

どの映画を自国で上映すれば客足が伸びるかなど、

映画を買う側(映画配給)にとっての勝負場でもあるのです。

 

この東京国際映画祭の始まりは、1985年です。

 

当初は、2年に1度のペースで開かれていましたが、

若い映画製作を応援し、人材発掘をする為に役立つコンペや、

アジアで最も規模の大きい映画イベントだけあって、

アジア映画の新しいイメージをもたらす作品を発表する『アジアの風』部門や、

より良い映画製作者を発表する企画の他にも、

カンヌ同様に買い付けも行われています。

 

この「東京国際映画祭」を開催しているのが、

東京中央区にある「東京国際映画祭事務局」です。

 

なぜ国際映画祭に出展すると良いのかですが、

メリットを上げると、まず観客を増やす宣伝効果の他に、

 

①英語の字幕を付ける為の費用の軽減(国際映画祭が負担してくれる為)

②海外の映画関係者への紹介

③副賞としての賞金授与

(アジアの未来部門では1万ドル、コンペティションでは5万ドル、

そして日本映画スプラッシュでは100万円)を受け取ることが出来ます。

 

また、先程説明しました映画の応募要項ですが、

「コンペティション」部門では世界各地で制作された映画達を集めて、

この映画祭のNo.1である「東京サクラグランプリ」を目指します。

 

応募の際の作品の規模や、監督の経歴を関係なく判断するのが

この部門の特徴でもあります。

 

続いて、「アジアの未来」部門ですが、

こちらはアジア内の若手映画監督向けの部門です。

 

日本は勿論のこと、中東方面にいる若手監督の

12本目まである長編作品が参加出来ます。

 

そして、「映画スプラッシュ」部門では、

日本映画を象徴するイメージを世界にアピールする部門でもあると言えますが、

過去には「ライブテープ」や「歓待」「ももいろそらを」など、

下町の情緒ある風情を作中に納めた映画が多いですね。

 

このように下町の姿が描かれた作品は、

日本では一般的と捉われがちですが

世界では大盛況になりますから、

国際映画祭で世界的に有名になってから、

日本で火が付く可能性もあります。

 

 

2014年のオープニング・クロージング作品は?

 

東京国際映画祭3

 

 

さて、気になるのが今年の上映作品だと思います。

 

話題になっているのが、オープニング作品とじて上映する

「ベイマックス」と、クロージング作品となる「寄生獣」です。

 

「ベイマックス」の配給先は、

言わずと知れたウォルト・スタジオ・ジャパン。

 

そう、あの「アナと雪の女王」や、

今上映されている「プレーンズ」「マレフィセント」などディズニーや、

ジブリ系の映画配給元ですね。

 

あのディズニー映画作品が何と世界のどの国よりも早く、

日本で公開されることは今までなかった分、注目を集めているのですね。

 

映像は、すっかりお馴染みになった3DCGです。

クオリティもアナ雪に負けずと高い仕上がりになっています。

 

さて、クロージング作品の「寄生獣」ですが、

こちらは今までの発行部数が1.000万部を誇る超有名作品の実写化になります。

 

こちらもCGとリアルの融合でどこまで「寄生獣」の世界観が

表現出来るかが見所ですね。

 

勿論こちらも世界初公開ですので、お見逃しなく!

 

 

国際映画祭の学生ボランティアに応募したい!

 

東京国際映画祭4

 

東京国際映画祭では、毎回ボランティアを募集しています。

 

ここでは一般ボランティアと、

大学生が応募可能な「学生応援団」についてまとめます。

 

まず、学生ボランティアですが、

①映画祭の間(1021日から10日間)に、

平日・祝日合計で15時間以上ボランティアに参加出来ること。

②本番が始まる前の研修に必ず参加出来ること

③映画祭の会場となる、六本木ヒルズまで通うことが可能で、東京在住者であること

④高校生を含まない満18歳以上であること

⑤各スタッフ、指導者を手助けしつつ、映画運営に携われること

⑥チームやコミュニケーションを大切に出来ること

⑦お客様への配慮が出来ること

⑧接客力に自信のある方

 

が求められているようです。

 

他優遇される点としては、

フォトショップやオフィス系のPCツールが使えたり、

語学力があるとボランティアに役立てられます。

 

しかし、いくらボランティアと言えども軽い気持ちで活動してはいけません。

皆が楽しむことの出来る映画祭にしたいところですね。

 

また、好まれる能力よしてはやはり海外のお客様がいらっしゃることを想定して、

他国語を話せる人を募集しているようですね。

 

一般ボランティアでは、交通費を貰うことは出来ませんが、

ユニフォームと食事はスタッフの1人として受け取ることができます。

 

「学生応援団」との大きな違いは、

交通費が出るか出ないかになりそうですね。

 

一方、学生ボランティアの条件は、一般よりも厳しくありません。

 

①大学生又は大学院生であること。学年は関係有りません。

大学に通っていることが重要なようですね。

 

②本番前、1023日から末日までのインターンシップや、

話し合いに参加することが最低条件のようです。

 

こちら6月からの活動になりますので、

1年生辺りに参加するのが無難だと思います。

就職活動の履歴書にも書けますからね!

 

また、特撮好きやアニメ好きな人は、映画の関係で優遇されるかもしれません。

趣味を思いっきりボランティアにぶつけるチャンスですね。

 

肝心な応募方法ですが、一般ボランティア・学生応援団共に

エントリーはWEBから行って下さい。

WEBエントリー→顔写真添付→6月中旬に合否連絡が行われ、

その後面接へと進み、7月に最終判断がなされます。

 

私も苦労しましたが、いざ就職活動となると、

自分には何の経験もなく、面白味に欠ける人材だと

まざまざと見せ付けられるのが現実です。

 

この映画祭のように、ひとつでも話題に繋げられる活動をしておくことで、

就職活動では重要な「掴み」ポイントになりますので、是非応募しましょうね。

 

 

レッドカーペットならぬグリーンカーペットって何?

 

東京国際映画祭5

 

 

アカデミー賞といえば、レッドカーペットですが「東京国際映画祭」では

環境保全を目的とした、グリーンカーペットが導入されています。

 

「映画を愛する人は、すべて地球に生きている」(グリーンカーペットクラブ宣言引用)

 

の一文から伝わるように、東京国際映画祭では、

エコ資源の活用にも力を注いでいます。

 

中でも、このグリーンカーペットは、

ペットボトルが再生されて生まれ変わった姿で、

この活動を表す象徴ともされています。

 

この他にも、東京国際映画祭で上映される電力も再生エネルギーですし、

地球環境と私達人類との共生を掲げた部門も新たに開設されています。

 

地球温暖化や、大気汚染などを始めとする環境問題が私達を取り巻く中で、

その現状と解決策を考え、地球にも、人間にも優しい環境作りを考えるヒントが、

映画の中から得られることを期待しています。

 

このグリーンカーペットクラブの運営は、

主に日本コカ・コーラ株式会社と帝人株式会社の下で行われている活動ですので、

最高の映画を最高の環境から観る為にも、

募金活動やリサイクルにも、積極的協力しましょうね。

 

 


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