西条祭りの歴史とその魅力とは?伊勢音頭を歌う理由は?

s224 20081016各地様々な祭りがある日本ですが、

その中でも祝祭で奉納する山車である

「だんじり」が登場する祭りは多くあります。

 

今回はそんな祭りの一つであり、

少し特徴的な祭りとも言える、西条祭りをご紹介します。

 

 

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西条祭りってどんな祭り?

西条祭りは、愛媛県西条市で毎年10月頃に行われる祭りです。

 

だんじり、みこし、太鼓台を神社に奉納する祭りで、

伊曽乃神社、石岡神社、飯積神社での祭礼を指します。

 

中でも伊曽乃神社は規模が大きく、約80台のだんじりが奉納されます。

 

西条祭りの特徴は、普通曳いて動かすだんじりを、

舁き棒(かきぼう)で担ぎ上げるところです。

 

だんじりを担ぐ人を舁き夫(かきふ)と呼び、

10~15人で500~800kgのだんじりを担ぎます。

 

計算すると、1人当たり約50kg担いでいることになります。

 

だんじりには、透かし彫りが施されており、

その絵柄は時代絵巻になっています。

 

この透かし彫りも、西条祭りの見どころの一つです。

 

また、だんじりや屋台には提灯がついています。

これが夜になるとたいへんきれいな明かりとなります。

 

特に伊曽乃神社では、約80台のだんじりの提灯が美しく灯り、

これが西条祭りが「豪華絢爛」と言われる所以とも言えます。

 

 

西条祭りの歴史

 

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現在文献として始まりを確認することはできていませんが、

江戸時代、吉祥時の住職が誉田八幡社の藤だんじりを見て、

竹で似たものを作り花籠だんじりを奉納したことが始まりだと言われています。

 

それが後々伊曽乃神社等の近隣の神社にも広まったようです。

 

始まり江戸時代から現在に至るまで、

約300年続いている、非常に伝統ある祭りと言えます。

 

 

西条祭りの歌「伊勢音頭」

 

西条祭りでは、太鼓等に合わせて唄われる唄が幾つかあります。

この歌は、だんじりや屋台の運行を疲れないようにしたり、

酒気の発散をしたりするためと言われています。

 

その歌の中で有名なのが、「伊勢音頭」です。

ぜひ聞いてみてください。

 

 

西条祭りのまとめ

 

今回は西条祭りを取り上げました。いかがだったでしょうか。

 

秋には、ぜひ豪華絢爛な西条祭りのだんじりの美しさを見に、

愛媛に出かけましょう!

 


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