冬のキャベツは葉がよく締まって固く、厚いですよね。
なので、生で食べるよりロールキャベツやお好み焼きにして食べる方も多いと思います。
なかには、キャベツといえば「千切り」という方もいるでしょう。
でも、自分で千切りキャベツを作るのって結構難しいんですよね。
厚くなったり、均等に切れないから千切りというよりザク切りになることもしばしば。
そんなキャベツの千切りが苦手な方のために
今回は千切りキャベツを簡単に作れる切り方やコツをまとめてみました!
包丁で千切りキャベツ
調理の基本となる『包丁の千切り』はテクニックがいりますよね。
プロの料理人レベルになると大きな塊をスラスラと千切りにしていきますが、
素人さんはもっと簡単に千切りにできるコツがあるので、そちらがオススメですよ。
例えばこんな風に“小さく、低く”したキャベツなら
小さな動きで安全・正確に細かい千切りを作ることができます。
また、大きな外側の葉は丸めたり、重ねたりして切ると綺麗な千切りが作れますよ。
それでも、均等に切れない!細くならない!という方はこのポイントを抑えてみてください!
① 上から前に進めて切る
切れ味の問題もありますが包丁は垂直に落とすより、前に押し進めることで切れます。
キャベツは柔らかいので、手前から奥に進めるように動かすとキレイに真っ直ぐ切れますよ。
② 同じ動きを繰り返す
キレイに均等な千切りにするときは“固定された動き”が必要です。
簡単に言えば包丁を使っている手と腕が同じ動きを同じ場所で繰り返すのです。
キレイに切っている動画はどれもブレがなく、一定の動きですよね。
③ リズムよく切る
リズムよく切るのは千切りをするうえで大切なコツのひとつです。
リズムよく切っていると同じ動きもしやすいですし、
等間隔に切る目安にもなるので一度試してみてください。
スライサーで千切りキャベツ
簡単、お手軽に野菜を薄く切ることがきるスライサーはとっても便利なアイテムです。
しかし、使い方を間違えると綺麗な千切りができなくなるのでポイントをご紹介しますね。
① 葉と垂直にスライスする
キャベツは葉っぱが重なり合っていますよね。
半分に切ると重なっているのがよくわかります。
スライスするときは葉の端から切れるようにしないと
細い千切りにはならないので注意しましょう!
② 大きめのスライサーを使う
キャベツをスライサーで千切りにしていくときは
なるべくキャベツをバラバラにしないようカット数を少なくするのがポイントです。
なので、キャベツのサイズにあった大きめのスライサーを使うと
最後までバラけることなく千切りを作ることができますよ。
③ 軽くこするようにスライスする
スライサーは押し込めば押し込むほど“厚いスライス”になっていきます。
なので、細かい千切りを作りたい時は軽くこするように何回もスライスするのがコツですよ!
ピーラーで千切りキャベツ
皮を剥くときに用いられるピーラーも薄く・細かい千切りをつくるのに適したアイテムです。
やり方は簡単で、葉に垂直に刃が当たるようにスライスしていくだけ。
大きめのキャベツ用ピーラーも売っていて、早く、細かい千切りを作ることができます。
ただ、切ったキャベツが四方八方に散らばる、
キャベツが小さくなるとスライスしづらいという欠点もあるので
ちょっと千切りしたいときや広めのキッチンで使うといいですよ!
最後に
いかがでしたか?
千切りキャベツは細いとふんわりした食感に
荒いとシャキシャキとした歯ごたえになるので、好みがよくでると思います。
また、付け合せにする料理によっても厚さを変えていきたい人もいるでしょう。
今回ご紹介した千切り方法は、細かさの調整のしやすさも全く違うので
自分の好みにあった細かさになる方法を使ってみてください。