小さい頃から早期教育や英才教育など、
子どもの将来を考えて何事も早めに学ばせる親が増えている現在。
それがここ最近、実は子どもは小さい頃に沢山遊んだ方が
将来大人になった時に成功する!との驚きの研究結果がでてきています。
今回はそんな事実を皆さんに紹介します!
幼児時期のたくさんの遊びが社会的な成功につながっている!
ドイツのヒルデスハイム大学の心理学者が
「幼児期の遊び時間が社会的成功と密接に関係している」
との研究結果を発表しています。
また日本のお茶の水女子大学の教授が調査した結果によると、
難関大学に合格した経験がある人は
幼児期(小学校入学前)に思い切り遊びに熱中したり、
自分が熱中できることに取り組んだ経験が多いことが分かりました。
これは親が「思い切り遊ばせること」や
「好きなことに熱中させること」を意識して
子どもと接していたということが重要なポイントになります。
思いっきり遊ぶことで、自分で考える力、意欲や探究心、
自分で創意工夫して学ぶ力など、
遊びの中で得られる喜びや満足感が
小学校以降での学力向上に繋がっているとのことです。
確かに、冷静になって考えてみると、
早い時期にひらがなを書けることや足し算ができることは、
その時点では素晴らしいことですが、
それだけが他の子より早くできることが
果たして将来的な成功に直結するのでしょうか?
ちょっと分かりませんよね。
自分の経験に置き換えてみても、
自然の中で友達と夢中になって遊んだり、
大好きなお絵かきや工作を創意工夫しながら寝食を忘れるほど熱中した思い出は
今でも昨日のことのように覚えていますし、とても楽しかった印象があります。
(逆に勉強した記憶はゼロに等しいです。。消えてしまった!?)
自分で遊びを創り出すことが苦手な現代の子ども
現代の子どもはいざ「遊べ!」と言われても
何をして遊べばいいか、自分で遊びを見つけ出すこと、
作り出すことができない子が多いとも聞きます。
これは小さい頃から親が子どもに考えさせて
遊ばせていない確固たる証拠です。
結局は親が作った遊びの枠、環境下でしか
遊んだことがないからなのです。
自由な遊びの中にマニュアルや攻略法というものは存在しません。
自分が根気よくやり抜いたり、工夫することで乗り越えることが多いもの。
苦労をして得た結果は必ずや将来壁が立ちはだかった際に乗り越えるための
自信になってくれるはずです。
今日からでも遅くはありません!
幼児期のお子さんを持つパパ・ママは
子どもに対して「勉強!勉強!」ではなく、
その子の好きなように自由に遊ばせてみてはいかがでしょうか?
きっと将来の役に立つはずですよ。