昔から「大根食べれば医者いらず」と言われるほど健康効果が高い大根。
なかでも最近は美容効果もある『大根おろし』に注目が集まっているようです。
しかし、大根おろしの効能・効果を知らない方も多く、
知っていても間違った食べ方でしっかり効果を得られていない方もいるみたいですね。
そこで今回は大根おろしがもつ効能と効果をまとめてみました!
これを読めば、早速食べたくなること間違いなしかも!?
大根おろしがもつ効能効果とは?
胃腸の調子を整える
大根の根に含まれるアミラーゼという酵素は、デンプンを糖質に分解する働きがあります。
さらにオキシターゼというタンパク質や脂質の消化を助ける酵素も多く含まれているほか、
辛味成分であるイソチアシオネートには解毒・殺菌・抗炎症作用があります。
これらの酵素の働きによって内蔵全体の調子を整え、胸焼けの緩和、
炎症の予防、便秘解消といった、お腹に優しい効果が得られるようになります。
美容&ダイエット効果
辛味成分のイソチアシオネートには体の代謝を活発にし、
エネルギーの燃焼を高める効果があるのでダイエットによく効くと言われています。
さらに、活性酸素を体外に排出するデトックス効果もあるので、
食べ続ければ体の中からキレイになるだけでなく、さらにダイエット効果を上げてくれます。
また、抗酸化作用もあるのでアンチエイジングにも効果的!
食べ続ければ続けるほど、健康と美に拍車がかかるというわけなのです!
皮の豊富なビタミンC
大根の皮には根っこ部分と比べて、約二倍の量のビタミンCが含まれています。
そのため、皮も一緒にすりおろすことでかなりのビタミンCを摂取することができます。
病気の予防や美肌効果だけでなく、
先述のダイエットやアンチエイジングにも効果アリなので皮も一緒にすっちゃいましょう!
効能をしっかり出すための注意点
カラダの中からキレイにしてくれる大根おろしは
「大根ダイエット」として以前から注目されてきましたが、
食べ方によっては効果が得られないので注意が必要です!
ここでは、そんな大根おろしの注意点をご紹介します。
1、 生で食べること
様々な効能があるアミラーゼやイソチアシオネートなどの酵素は熱に非常に弱い成分です。
すりおろしていたとしても一度加熱してしまうと効果が得られなくなってしまうので
必ず生の大根を食べてください。
2、 すりおろすこと
大根おろし独特の辛味を作るイソチアシオネートは
すりおろした際に初めて生成される酵素です。
短冊切りやスティック状にして食べてもご紹介した効果は得られないので
必ずすりおろした状態で食べましょう。
3、 酸化させないこと
大根は切ったりすりおろすことで化学反応が起こり、
時間とともにどんどん酸化していきます。
酸化が進むと酵素やビタミンが壊れていくので、おろしたらすぐに食べるようにしましょう。
もし、残った大根おろしを保存したい場合はしっかり密閉して酸素にふれさせず、
冷蔵庫に入れておきましょう。
大根おろしの効能まとめ
いかがでしたか?
大根おろしはカラダにいい分、消費期限のとっても短い食品です。
でも、食べる時に食べる分だけ作れば問題ないと思うので大丈夫ですよ!
体にいいとは言え、食べすぎは逆に胃腸障害を引き起こす可能性があるので
1日100~300gを限度に自分の食生活に取り入れてみてください!