秋と言えば、運動会シーズンですね!
近年では、春に運動会を行う地域や、春・秋2回に分けて
運動会を行う地域があると耳にした覚えがあります。
ただ、田舎に暮らす身としては黄金色に輝く田んぼと、
トンボが飛び始めた頃に走るというのが運動会での思い出です。
私が小学生の高学年になる頃には、お弁当ではなく
給食をお昼休みに食べるのが一般的になっていましたが、
運動会で母がはりきって作ってくれたお弁当を家族で食べるのは格別ですよね。
さて、今回はそんな運動会で皆が楽しめる種目の他、
勝利へのポイント・面白い競技まで紹介します。
主催を務める方も参考にして下さいね。
町内会で楽しむ年齢の差が出ない競技
町内運動会での競技選びのポイントは、
年齢関係なく手軽に楽しめるかどうか、に掛かっています。
徒競走やリレーでは、明らかに歩幅や、体力の差が出てしまいます。
そこで、提案したいのが『お着替えレース』と『○×クイズ』『玉入れ』です。
これは、運動オンチで、スポーツテスト最低ランクを
取ったことのある私が言うので、間違いなく皆で楽しめる競技です。
①お着替えレースとは…?
お着替えレースは、私が唯一ビリを免れた
足の遅さを挽回出来る競技です。
徒競走のように、走るコースを決め、
途中に着替えの道具等を置きます。
選手は、走る途中で、そのコスチュームに一旦着替え、
再度ゴールに向かって走るのです。
子供専用にアニメキャラクターの
コスチュームを用意しておくのも有りですね。
②○×クイズとは…?
○×クイズは、地面に○コーナーと×コーナーのラインを引き、
質問者が出すクイズに合わせて参加者全員が、
自分の正解だと思うコーナーに移動するという競技です。
外したら、ラインの外に出て、最後まで残った人が優勝です。
テレビ番組せもよく知られる競技ですが、意外と盛り上がりますよ。
私も幼稚園の七夕祭りで、大人も子供も混ざって
参加した記憶が未だにあるくらいです。
幼稚園では、先生ネタが大ウケでしたが
(○○先生は、イチゴが好き。○か×か、といったようなクイズ)
町内の有名人をネタにしても楽しいと思います。
③玉入れとは…?
運動会の鉄板と言えば、玉入れです。
走る必要がありませんので、
体力に自信のない方も気軽に楽しめます。
何より、最後に残った玉をひとーつ、ふたーつ、と
数える瞬間がドキドキしてクセになりますね。
メジャー競技に飽きた時はオモシロ競技を試してみよう!
普通の運動会にすっかり飽きてしまった方にオススメなのが、
『デカパン競争』と『十字綱引き』です。
どちらも今の小学校の運動会では定番のようですので、
ご存知ない方の為に概要をまとめます。
①『デカパン競争』
デカパン競争とは、1つの大きいパンツの裾に2人が入り、
ゴールまで走る、というものです。
一直線に走るものから、親子競技・グループで交代しながらの
リレーまで用途は様々です。
②『十字方向綱引き』
一般の綱引きは1本の綱を2チームで引っ張りあいますが
十字方向綱引きは、綱を十字に一旦結び、
4グループで引き合うのが特徴です。
この綱引き、内親王の愛子様が
運動会で参加された競技として、有名になりました。
他にも、後ろ向きで走ってバランス感覚が試される
『逆走リレー』など、工夫次第で楽しめる競技があります。
自分達で新しいルールを考えても楽しそうですよね。
絶対に勝ちたい!綱引きやムカデ競争の必勝方法
私の時代は、テレビの影響でティッシュを噛んで綱引きをする、
というのが流行りましたが今はどうなんでしょうか。
ティッシュを噛むと、歯の隙間が埋まり、
均等に力が入るという理由からだったとは思いますが…。
今回は、ティッシュ以外で勝てる綱引きのコツと、
連携が大事なムカデ競争のコツを伝授します。
①綱引きのコツ
綱の端を残さないように、後ろの方を持つことがポイントです。
このようにすることで、綱自体に掛かる重量が重くなりますので、
相手側は苦戦を強いられます。
より、体重を掛けるには、とにかく背の高い人や、
体格の良い人を後ろに配置することです。
そうした上で、利き手逆側の位置に立って綱を持つと完璧です。
更に安定感が欲しい場合は、身長の高い人>低い人>高い人の
順番で並ぶと良いとされていますのでお試し下さい。
また、腰を落とそうとして足を曲げて引っ張るのは、
手だけで綱を引っ張ることに繋がりますので止めましょう。
腰だけではなく、体全体を後ろに倒すようにして引っ張ります。
この際、体が垂直になるように注意して下さいね。
他にも、禁止されていないようなら滑り止めの粉を手に付けたり、
滑りにくいシューズを履くなどすることが勝利へのポイントです。
勿論、掛け声も統一しておきましょう。
②ムカデ競争のコツ
ムカデ競争は、6人前後の人数で、足を結んで走る競技です。
ですから、第一に足の結び方を確認しておきましょう。
現在はムカデ競争専用の縄が販売されているようですが、
普通のロープで結ぶ場合は、競技中に外れて
結び直すことのないように、しっかり結びます。
また、足元に気を配ばるのは競技中禁物です。
前の人の頭~背中の一点を見て、
掛け声に合わせて足を動かすことに集中しましょう。
リレーであれば、バトンパスをどのチームよりも早く回すことで
タイムを縮められるように、何事にもコツというものがあります。
運動会で、チームを優勝へと導く為には、一人一人の個性を尊重し、
互いがカバー出来るように練習を重ねましょう。
どんな失敗があっても、時が経てば良い思い出ですからね。